アメリカンヴィンテージ・アンティーク食器といえば、代表的なものはファイヤーキングですが、他にも素敵な食器ブランドが数多くあります。
アメリカ西海岸を中心に100店舗以上のアンティークショップを訪れた私が、現地でよく見かけた有名な食器ブランドを簡単にご紹介したいと思います。
- 1941年アンカーホッキング社から誕生
- 代表的な色合いはジェダイカラー(翡翠色)
- ミルクガラスを中心にアドマグ(企業広告のマグ)など様々なシリーズがある
- "ファイヤーキング・ヴィンテージ"と言われるものは1986年までに生産されたもの
- 現在もクリアなガラス製品は製造・販売されている
- 2011年にはファイヤーキングジャパンが設立、当時の製法を再現した日本製の"FIRE KING HERITAGE"というシリーズが作られている
*物によっては刻印がないモノや、同じ色でもファイヤーキングではないモノがあるので、購入の際はしっかり吟味すべしです!
- 1851年創業、現在も製造・販売されている
- "オールドパイレックス"と言われるのは1940年〜70年代に製造・販売されたもの
*最近はDecalといった転写シールを貼ったモノやシールのみを販売していることもあるので、購入される際は要注意です!
かわいいデザインもあるので、理解して買う分には良きですが、間違って買ってしまったらけっこうショックですよね。。。
⇩商品例⇩
フェデラル(FEDERAL)
- 1900年〜1979年まで
- ファイヤーキングとよく似たデザインマグが多い
- 見分け方は、底にある F のマーク *注意)フッテッドマグには F マークなし。
*ファイヤーキングのマグだと思って底を見ると F のマークだった事がよくありました。
ヘーゼルアトラス(HAZELATLAS)
シリーズ名:リプル
- 1885年設立、買収などを経てグラスウェアは1970年代まで製造・販売された
- 子供向けのデザイン食器が多い
*個人的にプリッとかわいすぎて、買ったは良いけど使い道に少々困ってます。笑
マクベスエバンス(MacBETH EVANS)
シリーズ名:アメリカン・スウィートハート⇩
シリーズ名:ペタルウェア⇩
- 1899年設立、買収を経て1940年代まで
- 乳白色の半透明なMONAX(モナックス)ガラスで作られたペタルウェアシリーズは女性に人気が高い
*この透け感が素敵なのです♡
キャンドルウィック(Candlewick)
*中央のお皿のみ。
- 1936年〜1984年まで
- 代表的なデザインは、食器の縁にある丸いつぶつぶビーズ
*このつぶつぶビーズは手作業で付けているそうです。
キャンドルウィック好きの会話であるあるなのが、本物と偽物の違い。
そうです。よく似た感じでちょっとビーズの大きさや付き方が違うものがあるのです!
手作業ならではの違いなのか?偽物なのか?
なんならアンカーホッキング社からも同じようなデザインが出ていたりと…
結局、私個人としては見分け方は分かりませんでしたがデザインが好きで買う分には良いんじゃないかと思ってます(*´ω`*)
フェントン (Fenton Art Glass Company)
シリーズ名:クレスト(Crests)
*中央のお皿のみ
- 1905年〜2011年
- 熟練した職人さんによるハンドメイドなため、他ブランドより高価
- モノによっては職人さんのサインが入っている
- 食器だけではなく花瓶やテーブルランプ等、様々な製品がある
*もともとは花瓶を集めていたのですが、お皿もかわいくて購入しました♡
最語に…
はじめは全く興味のなかったアメリカンヴィンテージの食器 (ファイヤーキングなんて100均に売ってそうとか言ってた過去の私。。。) ですが、お友達のお家に行った際や雑誌の特集で見かけるなど、触れる機会が多くなると自然と興味が湧いてきて、今ではどっぷりハマってしまいました。
一度ハマると奥が深く、今ではこの記事を書きたいと思うほどに。
人って変わるものですねー。笑
今後は今回ご紹介したヴィンテージ食器と料理の組み合わせを楽しみながら投稿していきたいと思います。
ご興味のある方は是非また読みに来てください (*´∀`)
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